コラム

シングルマザー・シングルファザーとの結婚について

結婚相談所利用者の中には、「婚歴有り・子ども有りの方」を結婚相手の候補に選ぶケースがしばしばあります。

最初からシングルマザー・シングルファザー大歓迎でお相手を探す方もいれば、初婚で探していたが仲人のアドバイスのもと、やむなくシングルマザー・シングルファザーを視野に入れる方もいると思います。

今回はそのような方々、特に後者のような方にお相手に子どもがいる方との結婚について、覚悟してほしいことがあります。

実は、私の母はシングルマザーであり現在の父と再婚しています。
私は再婚することになった子どもの立場であるため、その立場から私の経験を踏まえてお伝えします。

 

母の再婚を知ったとき

母が現在の父と再婚すると知ったのは私が13歳の時でした。

当時は母に対してまだ何も疑問に思っておらず、「ママ大好き」だった私。
母の彼氏として頻繁に家に来ており、ほぼ住んでいるといっても過言ではない父に対し「何で?」と疑問に思っていました。

そして母が父と再婚するすることを母方の祖母から聞かされた私は怒り爆発。
「母を取られてしまうかもしれない」と不安に思う気持ちをぶつけ、父と母の前で泣きじゃくりました。

父は「ママの愛情は、俺がいくら頑張ってもアイナ(私)には敵わないよ」と言いました。

その言葉で安心した私は母が父と再婚することを認めたのです。

 

再婚してからの生活

それから3年後、私の高校進学と同時に母と父は結婚しました。

しかし、その結婚生活は順風満帆ではありませんでした。父と母は私の教育方針を巡って激突することが多かったのです。

父は私に対して過干渉でかつ過保護な母に「それは違う」「それは娘のためにならない」と言い続けました。

しかし、母は「私が産んだ子のことよ!」と大激怒。
父はそれに対し「産むことは出来てもちゃんと育てられてないじゃないか!」と返答。

そして母は父や私など、家族に対してヒステリを起こすことが多かったのです。
ヒステリを起こす母への不満を父にぶつけたとき、父は言いました。「ママには、ママ以上にアイナ(私)のことを考えている、と言っている」と。

当時はその言葉の意味が分からないままで親元を離れてしまいましたが、その言葉の意味を理解したのはずっと先でした。

 

私のお父さん

親元を離れてから4年後、「記事:婚活のスタートとは」で述べた通り、母と同様に過干渉でかつ、自分の思い通りにならないとヒステリを起こす母方の祖母の異常さに気づき、離れることを決意。

「このままこの人といたら何も出来なくなるし、潰れてしまう」と戦慄を覚えた私は、父が何故母に「それは違う」「それは娘のためにならない」と言い続けたのか、ようやく理解したのです。

全て私のためでした。父は、私が母の言うことを聞いていると何も出来なると悟り、必死に訴え続けたのです。

そして、父が母との離婚を決意した理由も身をもって知りました。

困り果てた私は久々に父に電話。父は「ようやく気づいたか(笑)」と言い、アドバイスや手助けをしてくれたのです。

当時、年賀状とたまにのLINEだけの連絡になっていたにも関わらず、私を助けてくれた父に対し、とてつもない感謝の気持ちを抱くと共に、「本当に良いお父さんができてよかった」と、初めて心の底から思うことが出来たのです。

ここまで至るのに、父と初めて会ってから約10年も掛かりました。

 

子を思う気持ちと覚悟

私は父と血が繋がっていませんが、私にとっては本当の父親ですし、父の娘であることを誇りに思います。

シングルマザー・シングルファザーとの結婚を視野に入れている方は、お相手のことだけでなく、お相手の子どものことを考えてください。

最初はあなたのことを認めてもらえないかもしれません。
しかし、あなたが本当に子どものことを考え、真剣に向き合っていれば、いつかあなたのことを本当の親だと認めてもらえるでしょう。

それが私のように長い時間が掛かるかもしれません。
けれども、その時はきっと血の繋がり以上の関係を築き上げることが出来ているでしょう。

シングルマザー・シングルファザーとの結婚を視野に入れている方、特に仲人のアドバイスのもとそうなった方は、お相手の関係だけでなく、お相手の子どもとの関係も考えてください。

お相手と一緒に子どものことを考えること、もっと言うとお相手以上に子どものことを思うことが必要です。

お相手の子どもと真剣に向き合う覚悟、そして自分の子のように子どもを思う気持ちを持ちましょう。

 

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